グロリアの憂鬱 【発見】

¿Qué he hecho yo para merecer esto!! (1984) スペイン
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:カルメン・マウラ、ヴェロニカ・フォルケ、チュス・ランプレアベ、アンヘル・デ・アンドレス・ロペス

■あらすじ
グロリアは2人の息子、夫と姑とでアパート暮らし。
夫はお金をくれない。清掃の仕事をしてもお金が足りない、息子の歯科治療費も払えないし精神安定剤も買えない。頑張っているのに夫は理解がない。みんな好き勝手ばかり。
すべてが限界に達したとき、剣道の素振りが役に立って・・・!?

■雑感/編みどころ
グロリアを訪ねてきた隣人に姑がドアを開け、編み物をしながら応対します!
嫁は1日中出かけてるからね
私も編物で忙しいんだよ
赤い毛糸とプラ針で、素早いイギリス式の感じ。

またチュス・ランプレアベ(Chus Lampreave)と編み物が絡みました。
最後に田舎に帰る母親役というのも『私の秘密の花』と同じです。
彼女は監督作の常連で、最初に見た『バチ当たり修道院の最期』(1983)の「どぶ鼠尼」役でも思ったけど、浦辺粂子とイメージが重なります。最近はまた一段と。

アルモドバル監督作では『ボルベール 帰郷』もニットの登場は多かったし、まだ見ていないものもたくさんあるのでチェックしてみよう。

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