モーガンズ・クリークの奇跡 【発見】

The Miracle of Morgan’s Creek (1944) アメリカ
監督:プレストン・スタージェス
出演:エディ・ブラッケン、ベティ・ハットン、ウィリアム・デマレスト、ダイアナ・リン

■あらすじ
ノーヴァルは幼馴染のトルーディに思いを寄せていた。
出征兵士がもてはやされるご時世で、残留組のノーヴァルは面白くない。
彼女がデートに応じてくれて喜んだのもつかの間、それは厳しい父親への口実で、彼に映画館で時間を潰させトルーディは出征パーティに出掛ける始末。
そこで酔った勢いで誰かと結婚したらしく、妊娠もしていたとわかり・・・。

奇跡とは? 結末に仰天!!

■雑感/編みどころ
男手ひとつで娘二人を育て上げた父親役はウィリアム・デマレストです。
ジョルスン物語にも出演していますが、こちらのほうが作品が作品だけにコミカルな役どころで、頑固オヤジらしさが引き立っています。

物語の序盤、ノーヴァルは下宿のおかみさんらしきジョンソン夫人とポーチで話しています。
夫人が桶のようなもの(高さ20cmくらいの手頃なサイズで、桶なのか籠なのか?)を抱えて手を動かしています。豆の皮を剥いているとか、インゲンの筋を取っているのかもしれないけど・・・何かキラッと光ったようにも見えます(金属針?)。

編み物だったらいいなーと思いつつ物語の終盤。
いろいろあって町を離れていたノーヴァルが戻ってくると、トルーディの家はもぬけの殻。
ジョンソン夫妻の家に行き、一家が半年前に引っ越したことを聞きます。

また例の桶みたいなものを夫人が膝の上に・・・今回は間違いなくその上で編んでいます!
長い棒針でイギリス式に近いように見えました。
このことから、最初のシーンでも編み物をしていたのだと思います。

また、物語の途中でノーヴァルが逮捕されてしまい、トルーディが困り果て
「何かできないの?」と父親に助けを求めると
「彼にセーターでも編むか」と返される場面もあり。

予想外の大収穫でした。
桶か籠かはハッキリさせたいです・・・。

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