黒馬物語 【発見】

Black Beauty (1971) イギリス/スペイン
監督:ジェームズ・ヒル
原作:アンナ・シュウエル
出演:マーク・レスター、ウォルター・スレザック、ピーター・リー・ローレンス、ウルスラ・グレス

■あらすじ
牧場主の息子ジョー少年が見守る中、黒く美しい子馬が誕生した。
父との約束どおり子馬はジョーがもらい、ブラック・ビューティーと名付けた。
彼らは親友のように暮らし共に成長するが、やがて父が破産して牧場を手放さなければならなくなり、つらい別れの日がやってくる。
「きっと連れ戻しに来る」と涙ながらに約束するジョーだったが、新しい主人に酷使され、サーカスでは騒動に巻き込まれ、良い人に出会ったかと思えば戦地に送り出され・・・と、各地を転々とするビューティの苦難の日々が続く。

■雑感/編みどころ
大陸でイギリスの貴族がビューティをサーカスから引き取り、娘にプレゼントします。
この時、彼女はベンチで編み物をしていたのではないかと思われます。
というのも、編みシーンはなく、解けた毛糸玉を巻き巻きする場面だけなのです。
そこで籠と編地がちらっと見えるようなのでおそらく・・・という感じ。

『黒馬物語 ブラック・ビューティー』(1994)に編み物は登場しませんでした。
1971年版は、物言わぬ馬を通して見る人間社会といった映画でしたが、1994年版は完全にビューティが主役で馬が語ります。大枠は同じだけど、途中のエピソードは違います。

読んでいないのでわかりませんが、後者のほうが原作に近いという話です。
より動物映画らしさがあり、馬と親しくなってみたいと思いました・・・。

えっ? 馬の毛のことなんか考えていませんって。
たてがみやしっぽの毛が糸になる?
たしかに・・・でも編むには硬すぎるんじゃなかろうか。たぶん・・・。

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