前日談2本

遊星からの物体X ファーストコンタクト (2011)

南極のノルウェー基地近くの氷の下から宇宙船が発見された。
氷漬けの生物らしきものも見つかり、早速掘り出して調査を始めるが・・・。

『遊星からの物体X 』(1982)が大好きなので、その前の話であるこのファーストコンタクトはどんなものかと、少し期待して見てみました。
序盤は悪くないかもと思ったけど、物体が暴れだしてからはちょっと待て、と。

確かに前作でアメリカ隊が発見したものから想像できる通りの事が起きるのですが、そのあれやこれやがアメリカ基地での内容をなぞった、半分リメイクみたいになっているんです。
前作を観ていなければ、これはこれなりだろうけど、「ノルウェー基地ではこんなことがあったの?」という驚きが無いのが残念でした。

前作では物体の異常さに呆れたりする場面が、登場人物にも見る側にもあったように思います。
今回の登場人物は必死なだけの一本調子で面白味がありません。
絵に描いた物体にしか見えないCGもあって、質感に一貫性が無いのもマイナス。

文句ばかり書いてますがこれも愛すればこそで・・・。
今回のも新しいアイデアがあったし、割と良くやっていると思います。
ラストはサントラを前作から持ってきて、前日どころか当日の、そのまま前作のオープニングに繋がるようになっています。続けて前作を観たくさせるような感じに・・・。

この音楽にヘリの音、物体の咆哮と火炎放射器の音などが醸し出す世界が懐かしく、帰りたくなります・・・おっと、せっかく生き物がいるところへ来たのに、また氷漬けにされるのはイヤ・・・え?


プロメテウス (2012)

科学者が地球上の複数の古代遺跡から共通のサインを発見した。
それを分析し、地球を出発したプロメテウス号は未知の惑星にたどり着いた・・・。

『エイリアン』(1979)に特に思い入れは無いので気軽に見てみました。
直接の前日談とは違うようですが、前の時代であることは確か。「人類の起源の謎」と聞くと凄そうだけど、宣伝文句のように「全ての謎が明らかに! 」はなっていません。

今回の登場人物は科学者たちなのに行動が愚かすぎだとか、どう考えてもおかしなことがあったりするけど、これはきっと目くじらを立てるものじゃなくて、山のように作られたエイリアン亜流へのオマージュか、セルフパロディなんだと思って楽しく見ました。
だけど続編を作るのだったら、今度こそ本当に謎を解き明かしてもらわないと困ります。
監督には、何をしても良いから『ブレードランナー』だけはいじらないでほしいと思うだけです。


2本とも本編しか観ていません。
機会があればコメンタリーや未使用シーンなどもチェックしたいな。

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