アランの衿つきカーデ (11)

洗ってみたら予想外に伸びた、というかダレました。
短めだった袖にとっては嬉しい・・・とも言っておれません。脇のとじた部分は伸びていないので前後が下がっちゃってます。伸びは戻りそうもないので、とじ部分を引っ張ってスチームで整えました。

洗う前はタイトだったのに、結局かなり余裕サイズです。何でこんなに??
これを見越してもっときつく編むべきだったのか、伸びたのがおかしいのかわからん・・・。
糸の使用量はお手本とそんなに変わらないので、洗い方か干し方が悪かったのかも?

それだけじゃなく、もうほとんど自分の部屋着にするつもりになっているのは・・・
やっぱり毛糸のにおいが強いのと、スチームで少し改善したけど肌触りがワイルドなのが一般人向けにはどんなもんだろうと思って。涼しくなってから再検討するかな。

袖口や衿などの模様編みは、2目ゴム編みを1段毎に1目ずらしては戻しするものです。
ものすごく目が乱れてますが、こんなもんでいいのやらどうやら?

屋外の自然光で撮ってみました。
実物はもう少し濃い目の色だけど、室内で撮るよりいい感じ。

このカーディガンはひとまず終了。
なんかいろいろ想定外のことが多くてへろへろです。
帽子編みに逃げ込みたい気分だけど、ちょっとあれの様子を見てみようかな・・・。

その後:
着てくれるという奇特な人がいまして、ちゃんと仕上げて送り出しました。

気に入ってもらえた様子。

猫にも好評ですって♪

大崎郁三の事件散歩 【発見】

2012年、テレビ朝日系列「土曜ワイド劇場」

「地井武男さん一周忌追悼」と銘打って再放送していました。
山本陽子が編み物をする役柄で、編んだものらしき帽子を被っていたり、赤いマフラーみたいなものを登場人物にプレゼントします。
途中から見たので編みシーンがあったかどうか確認できず・・・またの機会にチェックです。

夏の生き物たち

鉢植えの山椒の木が、幼虫を養うどころか自身の存続すらおぼつかなくなっていました。
炎天下の水切れでしおしおに・・・。
こんな葉っぱでも3齢か4齢の幼虫を一匹発見。

根が回っているのだと思います。
来年は大きな鉢に植え替えしなくては。
あのナントカ鉢っていうの良いのかなぁ・・・?

これは屋内の水槽なので、特に夏ならではという光景ではありません。

奥の大きいのが一匹だけいるヤマトヌマエビ、他はチェリーレッドシュリンプです。夏場の高温でも食欲旺盛。
水草表面のコケ(藻)が好物で、金魚水槽でコケまみれになった水草を入れておくと、一晩できれいにクリーニングしてくれます。
アパートの駐車場に毎年ツバメが巣を作ります。
壁面が滑りやすいのか、子育て途中で崩壊してヒナが落ちることがしばしば。
近所の人の助けで今年もなんとか巣立ちました。

ところが・・・その壊れた巣を修理して別のペア(たぶん)が住み始めたのです!
そんなこともあるんですね~。

アランの衿つきカーデ (10)

編む部分は終了しました。
洗わないといろいろ問題ありそうなので、洗って整えてからボタンのことを考えるつもり。
ポケットの付け方や糸始末とか、かなり適当なやっつけ仕事です。

衿の最後の伏せ止めがきついみたいなので、そこだけやり直そうかな・・・。
糸を切っちゃったから付け直して始末するのは気が重いけど、これはやったほうが良さそう。

ちょっと袖を通してみると、どっと汗が噴出してきます。
今の時期はありがたくないなー。
でもすぐにこれが恋しくなるんでしょう、きっと・・・。

ミス・マープル ゼロ時間へ 【発見】

Agatha Christie Marple: Towards Zero (2007) イギリス/アメリカ
出演:ジェラルディン・マクイーワン、サフロン・バロウズ、グレッグ・ワイズ、ジュリアン・サンズ

シリーズを最初から見るつもりですが、まずは気になっているものから。

■雑感
ミス・マープルものではない本作がどのように脚色されているか興味がありました。
細やかな人間模様は描かれておらず、ミス・マープルが登場する代わりにある人物が省かれ、いろんなエピソードが削られ・・・と、必要最低限のものしか残されていません。
そうなると骨子が貧弱で、原作目線からするとこのリメイクには疑問を感じます。
ミス・マープル目線だとこれもありでしょうか。

■編みどころ
内容はともかく、編み物が登場している点では合格です!
屋敷の女あるじが殺害されたというのに、彼女と同級生だったミス・マープルが「ショックだったわ」などとのたまいつつもシャキシャキ編んでいるのが頼もしいんだかお茶目なんだか!?
このシリーズはこんな感じなのかな~。

棒針で何か細長いものを編んでいて、翌日も同じものを編んでいました。
(DVD「アガサ・クリスティーのミス・マープル VOL.11」の表紙シーン)
シャキシャキの割にはあまり長くなっていないな・・・と、余計な事を考えてしまいます。

シバレン1冊

『お江戸日本橋』 柴田錬三郎

遠山景元や鼠小僧次郎吉なども登場する伝奇小説です。
柴田錬三郎の映像化されたものは見ていても、小説を読むのは初めてかもしれません。
主人公は眠狂四郎っぽい雰囲気があるけど、そこまで無頼でも虚無的でもなく、剣に憑かれたような役は別の登場人物に譲っています。
最初は何人もの美女に惚れられる主人公が嫌味たらしくも思えますが、女性をむやみに泣かせたりしないし(勝手に泣くことはあり)、周囲の人たちも人情味があり気風が良かったりで、意外にも爽やかな優しい物語でした。

ペイド・バック 【発見】

The Debt (2010) アメリカ/イギリス/ハンガリー
出演:ヘレン・ミレン、ジェシカ・チャステイン、サム・ワーシントン

■あらすじ
1965年、イスラエル諜報員のレイチェルら3人は、元ナチの医師を見つけて捕らえる。
手違いがあり逃がしてしまうが、射殺したことにして彼らは英雄となり、30年経った・・・。

■雑感
昔の借りを返すだけの話と言ってしまえばそれまでなんですが、レイチェルの過去と現在を演じる二人は良い仕事をしています。

■編みどころ
とある病院で、患者が看護師に編み物を見てもらっているようでした。
編地はちょっとできているみたいだけど、ちゃんと編むシーンはありません。

消えた幼虫

しばらく様子を見ていなかったベランダの山椒の木に、今年もアゲハの幼虫が育っていました。
若い頃は茶色くて嫌だけど、緑色に変化するとかわいく思えてつい保護してしまいます。

この写真を撮ったのは7/2、もうしばらくかかるかな?と思っていたのに昨日見たら姿が無い。
写真はどちらも同じ個体ですが、他に一匹いたのも見当たりません。
さなぎになる時には移動するので、どこか良い場所を見つけていることを願います。
ここまで来て蝶にならないのでは食われ損ですからね~。
枝の先の柔らかそうな葉はほとんどなくなったので、これ以上の受け入れは無理かな・・・。

アランの衿つきカーデ (9)

前立てをつけてみました。
短いかと思ったけど問題なさそう。長いのは論外だから丁度いいのかな。

この前立ては「巻きかがり」で付けると書いてあります。縫い物やかぎ針編みでは一般的かも知れないけど、棒針編みではあまり使わないと思うので、ちょっと説明が欲しかったです。
かがる糸を引きすぎて外側に倒れ気味になったのでやり直し、一応それらしくなりました。
やや左曲がりなのは整えれば大丈夫だろうと希望的観測・・・。

感染2本

ハゲタカゾンビ 感染注射 (2007)

狂博士に「怒りウイルス」を注入された被験者は、変わり果てた姿となり人間を襲って息絶える。
それをついばんだハゲタカが怪鳥になって人を襲い、襲われた人がまた・・・という感染の連鎖、怒りウイルスのハゲタカパンデミックが起きた。

これはいまいちでした。
冒頭の博士と被験者のやり取りからしてテンポ悪く、被り物バンドのマッシュルームヘッドが登場してへぇ~と思ったけど、その後は好みでない破壊描写で盛り下がり・・・中盤以降ちょっとだけ面白くなりましたが、博士の存在も経緯も中途半端、あまり楽しめませんでした。

「ハゲタカ」なんてタイトルだけでしょ?と思ったら、主役的な活躍をしていたのが珍しかったです。
いかにも模型って感じで可笑しいので、それをもっと活かしたほうがよかったのでは?
たしかに食性から言っても目の付け所は悪くないのにね。ユニークなのはそこだけかな・・・。


ベルリン・オブ・ザ・デッド (2010)

ミヒャエルは元彼女とよりを戻そうとベルリンのアパートを訪れた。
彼女が不在のため携帯に伝言を残すが、折しも正体不明の感染症が蔓延し始める。ミヒャエルは凶暴化して襲いかかる人々から逃れ、居合わせた青年と共に立てこもることになった。

これは面白かったです。
登場人物は普通の人たちで舞台はほとんどアパートの中、同じアパートの住人でもそれぞれにエゴもあり暮らしも違い、一枚岩ではありません。
すること考えることも日常の延長線上で、現実味があるので緊張感も増します。
60分ほどの短い映画だけど、ただ生き残ればいいって話でもなく、3組の男女の有り様という見方もできて中身が濃いです。感染している人にも救いがあるかもしれないと思えて後味も良かった。

直接的なシーンは(比較的)少ないので、こういうのを見たいけど血がいっぱい出るのは苦手な人におすすめかも・・・走って追いかけてくるし、顔は怖いですが。