妻たち2本

ステップフォード・ワイフ (1975)

ジョアンナは子供2人と夫と共に、ステップフォードという町に引っ越してきた。
近所の妻たちは皆、家事を完璧にこなし感じが良い・・・しかし何かがおかしいと感じる彼女は、同じく引っ越してきたばかりのボビーと親友になり、一緒に調べ始める。

男性側の心理が超疑問です。葛藤している様子も見せているけど、それを押してまで妻をあれするには動機が弱すぎて、風刺だという意図はわかるにしても陳腐なのが否めません。
行われていることは怖いし、女性視点の事柄はどれも納得できるだけにしらける面も・・・でもそんな愚かな男どもに陥れられてしまうってのが一番の恐怖だから狙い通りなのかな?

その辺りにモヤモヤはありますが(あるからこそ?)、女性陣がキャサリン・ロスをはじめとても魅力的(ちょっと出てくる女医さんまで素敵)なので、じゅうぶん堪能いたしました。
映画としては『ウエストワールド』(1973)、本作、『デモン・シード』(1977)てな具合に並べても良さそうですが、ちょっと主題が違うでしょうかね。


ステップフォード・ワイフ (2004)

そのままリメイクするのは時代感覚からしても無理だと思うので、やるからには思い切った変更・・・パロディというかコメディ化は妥当でしょう。ストーリーの改変も悪くないと思います。
でもやっぱりオリジナルでも疑問だった男性側の心理と、ラストに矛盾があるところがコメディとは言え苦しいかな。


それにしてもリメイクがオリジナルから30年近く経っており、、、
現在はさらに10年近く経っているなんて、、、ひえ~!

原作はアイラ・レヴィンの『ステップフォードの妻たち』。
その昔『ローズマリーの赤ちゃん』を読んだとき、名前の響きから著者はてっきり女性だと思っていました。映画と原作はだいぶ違うらしいので、これも読んでみよう・・・。