激怒 【発見】

フリッツ・ラング監督作でいくつか編み物を発見しているので、未鑑賞だったものをチェックしたところ見つけました! 監督が、というより編み物が身近にある時代だったのだと思います。

激怒

Fury (1936) アメリカ
監督:フリッツ・ラング
出演:スペンサー・トレイシー、シルヴィア・シドニー、ウォルター・エイブル

■あらすじ
身に覚えの無い誘拐犯だと疑われ、リンチで殺されそうになった男の怒りを描く。

■編みどころ
離れて暮らす婚約者からの手紙を読む女性の傍らに、編み物を入れた籠が置いてあります!
残念ながら編みシーンは無し。


以下の作品には編み物は登場しませんでした。

マンハント (1941)

ヒトラーの狙撃未遂という濡れ衣で捕らえられた男の反撃。

外套と短剣 (1946)

原爆開発競争の最中、ドイツとイタリアに協力させられている研究者を救う物理学教授の活躍。

復讐は俺に任せろ (1953)

(ビッグ・ヒート/復讐は俺にまかせろ)
ギャングのボスが警察幹部と癒着、疑いを持つ警部は妻を殺され復讐を誓う・・・。

ミステリ2本

デス・パズル (2005)

少女が殺害された事件の30年後、かつての同級生が次々と不審死を遂げる・・・。
ロバート・カーライル主演のテレビドラマです。
もうちょっとひねりが欲しかったし疑問もいろいろ残りますが、もっとハードなものを連想させる邦題が良くない、ってのを差し引くと普通です。


ゼロ時間の謎 (2007)

叔母の別荘に新婚の甥夫婦、甥の前妻、彼女を慕う親戚の男、新妻の元彼などが集まる。さらに叔母と親しい弁護士も訪れる中、犯人の計画が実行される・・・。

タイトルが凄そうだし、アガサ・クリスティの原作が評判良いからと勢い込んで見たら、なかなか事件が起こらない(←これがゼロ時間!)ので途中で焦れてきます。この辺りまではまだ緊張感もありますが、事件が起こってからは緩むという変な感覚で戸惑います。
シリアスなのを予期しすぎて外された感かも。
終わってみると意外と悪くなかった・・・と思えるのは終わり方が良いからでしょう。
警視のユーモラスな調子は映画ならではなのかな?
内容的に、ちょっとスッキリしないこともあるので原作を読んでみます。