デビルズ・ゾーン 【発見】

Tourist Trap (1979) アメリカ
監督:デヴィッド・シュモーラー
出演:チャック・コナーズ、タニア・ロバーツ、ジョスリン・ジョーンズ、ロビン・シャーウッド

■あらすじ
ドライブ中、人形館を見かけた若者たちが罠にかかった。

■雑感・編みどころ
人形と一人遊びする子供というのは珍しくないけど、これはマネキンと一人遊びするおっさんです。しかも念力でマネキンを動かしたりします。チャック・コナーズも変な映画に出ていますね。
おっさんの母親かとも思えるマネキンが、編み物らしきものを持っています(動きません)。

昔見たんですが、ちょっと魔が差してまた見てしまいました。
というより、映画の中に編み物を探しはじめる以前に見た映画は、二度と見なくていいようなのも含めてチェックしなければならないという使命が・・・。

ボランティア用の帽子

2目ゴム編みのシンプルなワッチキャップ。折り返しつきなので長いです。
右のはポンポンが大きすぎるかも・・・スーパーポンポンメーカーで作ったんだけど、いまいちコツがつかめません。端っこの糸が巻きづらいのと、最後に縛るのが緩くなってしまうせいか、引っ張ると抜けてしまうのです。毛糸を大量に消費するので失敗するとすごい無駄感。
今度は何かで固定して思いっきりキツく縛ってみようかな。

2目ゴム編みばかりでは何だなーと途中からずらしてみた。
てっぺんの絞りでモコモコしたので、もう少し目数を減らしたほうがよかったみたい。
右のは Ravelry から Hurricane Hat 、裏目を1つ入れるだけなのに面白くなりますね。

すべり目にすると厚みが出て暖かいので色を入れて編んでみたのですが、2目では奥の色がよく見えず骨折り損て感じです。
で、右は4目にしてみたもの。
色が見えて良いのだけど、なんとかダケみたいか・・・?(汗

クライモリ3本

クライモリ (2003)

なんとなくタイトル的に食わず嫌いだったけど、意外とテンポよくてOKです。
僻地の人喰い家族という古典的なパターン。

クライモリ デッドエンド (2007)

前作より人喰い家族の描写が細かくなり、若干コメディのほうへ傾いてきてます。

クライモリ デッド・リターン (2009)

前作の方向へ行くのかなと思ったらそうでもなく、護送車から逃げ出した囚人たちが人喰い家族に襲われるって話ですが・・・って、そういうの先週見ましたよ!
『ハウス・オブ・ブラッド』と似たシチュエーションだけどこっちのほうがパッとしません。

このシリーズ、あと2作あるけど評価はいまいちです。
そのうち「クライモリ ファイナル」なんて出るんでしょうかね。

こんな切り株映画ばかり見てどうすると思わなくもないのですが、そこはそれ、人喰い家族にも生活があり、生活のあるところには編み物があるかもしれないではありませんか・・・。

見応えあった2本

ハウス・オブ・ブラッド (2006)

あの『新ゾンビ』のイッテンバッハ監督作と聞いて気になっていました。
護送車から逃げ出した囚人たちが人喰い家族に襲われるって話ですが、個性的な囚人もいるし、そんじょそこらの人喰いモノと違って超自然的なことと現実的なことが交錯しているファンタジー系。
化け物や破壊描写が汚いのが難だけど、結構気に入ってます。


フロンティア (2007)

パリで暴動ありましたね・・・移民の若者たちが強盗して逃げようと国境辺りの宿に泊まったら、そこは地獄だったという話。新天地を求めて出てきたのに元のところよりひどいことに・・・ってどういう寓話なんでしょうか。
宿を営む一家がナチズムを続けていて(もう破綻している)、移民の若者たちは食糧にされたり嫁にされたりと散々です。終盤の、ヒロインがプルプルなってくる辺りから演出が過剰な感じがしました。

ショートフィルム、アニメから 【発見】

Knit Your Own Karma

2001年イギリス、Simon Hook 監督作のショートフィルム。魔法のタンクトップか~。


Professor Balthazar – Tetke pletke

旧ユーゴスラビアのクロアチア語TVアニメです(1967年~1977年)。
本末転倒みたいなエピソード。しかし編み物にタコ型生物がよく登場するのは何故だろう?


The Last Knit (Kutoja)

2005年フィンランド、Laura Neuvonen 監督作のショートフィルム。


Fraggle Rock – The Great Radish Famine

米国の人形劇『フラグルロック』Season 1, Episode 19 (1983) より歌の場面。
日本でもNHKで放送されていたなんて・・・もっと詳しく知りたい。


Knitting a Love Song

2004年イギリス、Debbie Ballin, Annie Watson 監督作のショートフィルム。
動画サイトにありましたが消えました。

前向きな2本

悲しみのミルク (2009)

「恐乳病」は迷信だけど、過去と繋がっていない人なんかいない。
奥様はちょっと意地悪だっただけなのか、吹っ切るための後押しをしていたのか?

サラの鍵 (2010)

知ってしまった他人と知らなかった家族。

2本に共通なのは、悲しみは消えないかもしれないけど、もっと強いものが残れば現在を生きてゆけるってことかな・・・。